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インフルエンザ [カイロプラクティック・整体]

小児科医の梅村先生は次のようにインフルエンザについて説明されておられます。
   インフルエンザウィルス

・・・・・・・・「厚生省は、最近はワクチン株と流行株はほとんど一致していると言っています。

しかし、インフルエンザウィルスは絶えず抗原性を変化させながら、人間の免疫をかいくぐる性質を持っています。

麻疹にかかった人は、もう二度とかかることはありませんが、インフルエンザは何回でもかかるのは、そのためであると考えられています。

例えば203例のインフルエンザ症状を呈した人のうち78例からA香港型ウィルス(H3N2)が検出されました。この集団で流行が進むにつれて、HA抗原は30種類が区別されたということです。

短期間のうちにも、抗原性がこれだけ変化するのですから、たとえワクチンが、最初はあっていてもそのシーズン中にはあわなくなることも起こり得るのです。

つまり、インフルエンザウィルスはものすごいスピードで遺伝子を変えて新種の株をつくってしまうので、当初の株用に生産した予防接種は役に立たなくなってしまうのです。」・・・・・・・

嗚呼!こんなに恐ろしいインフルエンザウィルス
それでは、インフルエンザにかからない為には何を気をつければよいのでしょうか?

そして、インフルエンザにかかる人と、かからない人がいる、というのは、なぜなのでしょうか?

そうです!!
これには「免疫力」の働きの関係が大きいのです。

免疫を担っているのは、血液中の「白血球」という成分です。
白血球の内訳では、、顆粒球60%、リンパ球35%、単球5%程度が理想的とされています。 このどれも重要な役割を担っていて、どれか1つが不足しても免疫力は崩れてしまいます。

つまり、白血球のバランスを正常に保つことが、免疫力の高い健康なカラダを保つのに必要なのです。

そして、このバランスには、「自律神経(交感神経と副交感神経)」が深く関与していることが分かっています。

  ・「交感神経」が優位のときには、「顆粒球」が増加、
  ・「副交感神経」が優位のときには、「リンパ球」が増加

よって、『自律神経のバランスを整える』ことこそが、白血球のバランスを正常に保ち、免疫力の高い健康なカラダを維持する方法なのです。

精神的ストレス、疲労、睡眠不足、暴飲暴食、アンバランスな運動、運動不足、悪い姿勢がつづくことなどは、交感神経系を亢進させ、顆粒球が増大し、逆に「インフルエンザウィルスと闘うリンパ球」が減少してしまいます。

何度も言うようですが、ウィルスを寄せ付けず、戦う為には、『自律神経の調和のとれたバランス』、これが最も重要なのです。

上記のことなどを含めて、当院では、この自律神経のバランスを、筋・骨格面から正常にすることを最大の課題として考え、皆様のお役にたてるよう日々施療にあたっています。


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