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ネコライオン【写真展鑑賞】 [【個人的日記】鑑賞]

チケットをいただいたので

写真展「ネコライオン」

を観にいかせていただきました。

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結果・・・とても面白かったのでございます。

・ 

「ネコ」と「ライオン」

の動作、仕草、表情、表現などが、

比較されるように展示されていたのでございますが、

ほんとソックリでございまして、ビックリでございました。

まぁ、どちらもネコ課でございますから、当然といえば当然なのですが、

とても良い着眼点をもとに写真を撮られているなと関心ばかりの展示会でございました。 

さて、 

生物は・・・

「自然淘汰」と「突然変異」により進化し、

そして現在では、分化は終了していると言われております。

つまり、

「生き残る為」に「進化」していくわけですが、

ただ餌を捕食できるか否か、のみだけではなく

「どのように捕食するか」が、進化の差になるのでございます。 

さらにいうと、

その個体が思い描く「生き方」という精神的な問題が、

生き残りということに対しては、

とても重要な問題になってくるのではないかと思うのでございます。

今回の展示会でも、様々な比較がありましたが・・・

たとえば、

ネコは、缶詰の中に頭を突っ込んでエサを食べているのに対して、

ラインオンは、捕まえた動物の裂いた腹の中に頭を突っ込んで肉を食らっている

という写真がございました。

また別のものでは、

ネコは、漁師からもらった魚をくわえているのに対して、

ライオンは、自分で捕まえた獲物の血だらけの肉をくわえている。

という写真もございました。

このように、

とても面白い比較写真が多く並んでいたのでございました。 

もちろん、

どちらが正しいといものはありません。

両者とも、「生き残っている」ということは、

生きることに対して、

「どちらも正しいのでございます。」

しかし、

世の中を見てみますと、

これまた「生き残っているから、正しい」というものでもない

ということは、言わずと知れたことでございます。

つまり、

「正しい、正しくない」というのは、

ある一面からの偏った見方であり、 

次元の違った話になってしまいますので、 

おそらく・・・

「みんな正しく、みんな正しくない」

のでございます。

とにかく、

「生き残り」または「進化」というものについては・・・

私達にはどうにもできない大きな流れ

というものがありそうでございますので、

おそらく、

「生き残りというのは、生き方の問題」であり、

それが、良い・悪い、正しい・間違っている、・・・どうのこうの・・・という、

そんな事を問うことは、可笑しなことであり、愚問ということでございます。

・ 

けっきょく、

宇宙・自然・社会・国・地域・近所などの

所属するコミュニティーの大きな流れの中で、

いらないことを考えず、

その個体が思うように生きれば良く、 

そして、

どうにもならない流れの中では、 

淘汰されることもあるし、

生き残ることもあるし、

淘汰されたと思っても変異して生き残ることもあるし・・・

ということなのだと思うのでございます。 

ということでございまして、

なにか収拾がつかなくなってまいりましたが、 

こんな感じでグダグダと

答えの出ないことを考えながら、

楽しむというのが、

「鑑賞の醍醐味」ということなのではないかと 

思った展示会だったのでございました。

おわり。

・ 

・ 




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