筋肉構造 [カイロプラクティック・整体]
整体式ほぐし療法では、関節のバランスをよくする為に、筋肉にアプローチしていきます。
(整体式ほぐし療法については、ホームページをご参考ください)
ここでは、筋肉単体の物理的構造について簡単に解説します。
筋肉は、“アクチン”と“ミオシン”という二種類のたんぱく質が交互に並んだ構造をしています。
これを“サルコメア”と呼んでいます。
筋肉が縮むということは、アクチンがミオシンの間に滑り込むことであり、
逆に、筋肉が伸びるということは、アクチンが元の状態に戻るということになります。
ここで問題になるのは、
関節をうまく使っていないと、アクチンとミオシンが、ところどころで癒着してしまうということです。
つまりサルコメアが錆びたような状態になってしまうのです。
こうなってしまうと、筋肉を動かそうとしても、錆びたサルコメアが邪魔をする為、筋肉が十分に収縮・伸展しなくなってしまいます。
これでは、筋肉が正常に機能せず、関節も動かなくなり、骨格バランスがくずれてきます。
もちろん血液、リンパの流れも悪くなるし、神経的な問題もでてきます。
加えて、二次的・三次的な症状を考えると恐ろしい状態といえます。
そこで、このアクチンとミオシンの癒着を取り除き、正常な状態にしていく為には、整体式ほぐし療法が有効になります。
2007-09-09 10:38
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0