発熱は 生体防御機能。悪くはない。 [【健康】その他]
今回は、「発熱」について でございます。
ひとことでいうと だいたいが…「発熱」するというのは、
悪いことではなく、免疫機能がキチンと働いている
ということであって良いことございます。
しかし、体感がつらいという意味では嫌なものではございますが、これが、体感が良ければ、誰も気にしなくなります為、体への警告にはならなくなってしまうので それは仕方がないことなのでございます。
さて、
「発熱」を考える際には
・発熱 と 自分（体調）
・発熱 と 社会 （仕事、やらなければならない事など）
を考える必要があるのでございますが
発熱 と 社会 については、ひとそれぞれ おかれた状況が異なります為、今回は抜きにして考えてみるのでございます。
・・・で、発熱 というのは、
免疫システムのひとつでございまして…
軽度の発熱は、
体が弱っていることを知らせてくれているサインですし、
頑張って免疫機能が活動してくれているサインですし、
この発熱の後は、免疫の応答力が 増しますし、
本人にとっては、良い事ばかりなのでございます。
それでは、いったい この 発熱を伴う免疫機能は、どのような場合に 活性化 されるのかというと・・・
次のようなポイントが考えられます。
・体力（からだりょく）が落ちてきた時
（体力とは 体の機能が健全に働いている度合の力）
・副交感神経が優位な体になっている時 など。
（ちなみに、免疫力というのは 低下 しすぎても 免疫機能を十分に発揮しない為に ダメですし、 亢進 しすぎてもダメでございます。 亢進 しすぎますと、自己免疫疾患におちいってしまいます。）
ということでございまして、
これらのことに関していいますと・・・
「ふじの整体院」では、
体の体調を整える為に
体力（からだりょく）とこの 発熱を伴う 免疫機能（実際には免疫力も体力のひとつですが）が 正常に働くよう 骨格のバランス をとることにより アプローチして、外敵に対抗できる体づくり を目指しているのでございます。
それでは、次に もう少しまとめて
「発熱」に書いてみたいと思います。
「発熱」は、先程も書きましたように、
『体が 身を守る為の 生体防御機能 のひとつ』
です。
発熱には次のような「効果」があります。
〇 病原菌の増殖抑制
〇 白血球の機能促進 （侵入した外敵をやっつける）
〇 免疫応答力 促進 （外敵と戦うと免疫機能が高まる）
つまり、発熱状態は、免疫力がアップしている状態なのです。
免疫力は
体力があるうちは 外敵に反応せずとも 体力で 跳ね返しますが、
体力がなくなると 外敵に対して 免疫力が 体を守ってくれるのです。
人間の機能としては、体力 と 免疫力 は 反比例の関係性をもって 外敵に立ち向かうということですね。
また、交感神経と副交感神経でみていくと・・・
交感神経が優位な状態は、
体力があると判断し、免疫力はダウンしたままでよく、血液中のリンパ球も減り、発熱しにくいものですが、
副交感神経が優位な状態は、
その逆で、免疫力がアップしている状態であり、血液中のリンパ球も増殖し、発熱しやすい状態にある ということになるのだと思います。
どちらの状態が良いか悪いかは、ケース バイ ケース です。とにかく 人間には 人間を 守ろうとする力 が備わっているということなのです。
（一番良くないのは、体力もないのに 発熱もせず 免疫力が働かない 状態で、トータル的な 体力 がない状態です）
ということでございまして、
「発熱」イコール「悪い」ということではなく、体を防御する為に、単なる 免疫力が機能している状態だということを説明したかったのでございました。
そして、それに基づいて「 体づくり」をしていかなければならないということでございました。
それでは
発熱があるというのは、体力が落ちているということでございますので、
規則正しい生活、食事、睡眠、休む 等 、
自分の健康の三要素「構造」「化学」「精神」を もう一度 見返して
注意する必要があるようでございます。
※ 私も 仕事上 規則正しい生活ができないのでございますが、
これから 十分 注意 致します。
ちなみに、発熱に伴って次のような症状がある場合は 病院に駆け込む必要がございますので、ご注意を 。（ネット記事参照）
・意識が悪い（ぼーっとしてしまう、名前や生年月日が言えないなど）
・普段より明らかに血圧が下がっている
・呼吸がすごく苦しい
・部位を問わず“激痛”がある
・数時間の経過で立ち上がれなくなった
・寒気を伴う我慢のできないガタガタとした震え（歯がカチカチしたり、布団をかぶっても止まらない震え）がある
・数日間水分がとれていない（注：短期的には食事よりも水分摂取が重要）
・抗ガン剤や免疫抑制剤（ステロイドなど）を使用している など
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ふじの整体院
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藤野 斉 （ふじの ひとし）
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